その人らしい生活を送れるような介護を提供しているという「なごみ」の評判を聞き、様子を見に行きました。

「なごみ」の事業理念は「あたりまえの生活と寄り添う介護の提供」。

お一人おひとりの生活歴、習慣こだわりを大切に、ご利用者様の気持ちを思いやる介護の姿勢に共感を持ち、

ここで働き、貢献していけたらとおもいました。

「なごみ」の職員は、みんな、お年寄りが大好き。
明るくて、ご利用者様と職員の距離が近いと思います。
仲がよいからといって仕事が疎かになるのではなく、仕事に対してはみんな真剣そのもの。
毎月１回、ユニット会議があり、そこではみんな自分の考えを積極的に発言しています。
人前で話すことが得意でない人もいますが、各々が事前に発言内容を相談しておいたり、話しやすい場づくりにも気を配ってくれています。
自分の考えを主張し、ディスカッションすることで、考えを深め、業務内容や仕事の意味を突き詰めることができると思っています。
みんな、本当に大切に思っているので、ユニット会議以外でも、お一人おひとりのことを考え、時折、話し合いをしている場面もよく見かけます。

中には、施設に入るのではなく、お家での生活の継続を望んでいた方もいらっしゃいます。
「本当は自分がやってあげたかったのですができなくて…。『なごみ』の職員さんが私たちの代わりやってくださって、本当に助かっています。『なごみ』にお願いしてよかった」と、ご家族の方から喜びの声を聞くと、とても嬉しく思います。
そして、「施設に入ったらできないと思っていたことが、『なごみ』ではできた」。
そんなご利用者様からの声もあります。
大事にしていた生活を、施設に入ったから諦めるのではなく、継続できるお手伝いができればと思っています。

女性が多い職場だと思います。
結婚・出産を機に、一度、介護職から離れてしまう女性もいますが、しばらくして「やっぱり『なごみ』がいい」と戻ってこられる方も多いです。
また、実習生を多く受け入れている施設ですが、「ここで働きたい」と言ってくれる実習生が多いのも嬉しいところです。

これからの目標は？

主任という立場なので、これまで自分が主導でやってきていました。
しかし、後輩たちも育ってきたので、これからは世代交代も必要と考え、今いる自分の立ち位置に立ってくれる後輩を育成したいと思っています。
また、「不快を取り除く努力をしよう」という目標を立てていますが、具現化できていない部分もまだ多くあります。
お年寄りが思い描く老後を、私たちも一緒に描けるよう、まだまだ力不足な部分もあるので、みんなで知恵を出し合って、考えていきたいと思っています。